千葉県津田沼エリアには、多くの魅力的な高校があります。
しかし「勉強の習慣がない…」と悩む中学生や保護者の方にとって、
志望校選びや受験勉強は大きな不安の種ではないでしょうか。
そこで本記事では、津田沼エリアで通いやすい人気高校の総合ランキングと各校の特徴、
そして学習習慣がない状態からでも合格するための具体的な勉強法を紹介します。
学習習慣がない原因を踏まえ、
解決策として志望校情報と合格のコツをお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください！
目次
学習習慣がない原因と影響
まず、なぜ学習習慣が身についていないのか考えてみましょう。
中学生の段階で習慣的な勉強ができていない主な原因としては、
大きく下記の3つが関係しています。
1.明確な目標がない
将来の目標や志望校が定まっていないと、日々の勉強に身が入らず後回しにしがちです。
2.勉強のやり方が分からない
何から手を付ければ良いか分からず、結局ダラダラと時間だけ過ぎてしまうケースです。
3.環境や誘惑の問題
スマホやゲームなど誘惑が多く、つい勉強以外に時間を使ってしまうことも原因です。
また、周囲に勉強する友達がいない環境だと影響を受けやすくなります。
学習習慣がないと、定期テストや模試でも実力が発揮できず成績が伸び悩む傾向にあります。
加えて、中学3年生になって焦って勉強を始めても、
習慣がない状態では計画通りに進めるのが難しく、
入試直前に追い込みきれないリスクがあります。
「もっと早くからコツコツやっておけばよかった…」
と後悔しないためにも、今から習慣づくりに取り組みましょう。
高校選びで目標設定＆習慣づくり
解決の第一歩は、魅力的な志望校を見つけて明確な目標を設定することです。
「この高校に行きたい！」という強い思いが勉強の原動力になります。
津田沼エリアの人気高校には、それぞれ特色ある部活動や進学実績、
通学のしやすさなど魅力がたくさんあります。
なので今回は、偏差値だけでなく通いやすさ
・部活
・進学先
・口コミ評価
を総合的に考慮した津田沼エリアの人気高校ランキングトップ5を紹介します。
各校の
・基本情報（偏差値・所在地・特徴）
・合格のコツ（具体的な勉強方法や対策）
も解説しますので、
お子さんに合った志望校を見つける参考にしてください。
学習習慣ゼロからでも実践できるアドバイスを盛り込んでいます。
では、津田沼で高校受験を検討するならぜひ押さえておきたい
人気高校ランキングを見ていきましょう！
津田沼エリア人気高校ランキングと合格のコツ
1. 幕張総合高等学校（千葉県立）
偏差値・所在地
偏差値は58～64と幅があります（総合学科64、看護科58）
千葉市美浜区に位置し、JR京葉線・海浜幕張駅から徒歩圏内にある県立の共学校です。
学校の特徴
1996年に開校した比較的新しい高校で、普通科ではなく総合学科を設置しています。
科目選択の自由度が高く、100以上の多様な選択科目が用意されており、
生徒は自分の興味や進路に合わせて科目を選択できます。
在校生は約680名と規模が大きく、行事も活発です。
また部活動も非常に盛んで、
千葉県内の高校で部活ランキング1位との評価もあります。
進学実績も幅広く、国公立大学から私立大学まで難関校への合格者を多数輩出しています
例えば令和6年度（2024年度）入試では、
・東京芸術大学に5名
・千葉大学に7名
・慶應義塾大学に2名
など、多くの合格者を出しています！
総合学科の入試では学力検査重視ですが、
自己表現（面接または実技）も課される
二段階選抜方式を採用しており、
学力だけでなく多様な才能を評価する点も特徴です。
合格のコツ
幕張総合を目指すには、
まず5教科の学力をバランス良く伸ばすことが重要です。
偏差値64程度が合格ラインになりますので、
現状学習習慣がなく成績が伸び悩んでいる場合は
基礎からコツコツ積み上げる学習計画を立てましょう。
具体的には、まず主要科目（英数国）で中1・中2内容の復習を行い、
苦手単元を潰していきます。
「毎日決まった時間に最低〇ページ進める」など
「毎日のタスク」を決めて実行する習慣をつけましょう。
ご家庭でもこのように日々のノルマを設定し、
達成度をチェックする仕組みを取り入れると効果的です。
また幕張総合は自己表現（面接・実技）がありますので、
人前で話す練習や志望理由を明確にしておくことも対策になります。
部活動や学校生活で力を入れたことがあれば、
それを自己PRに活かせるよう整理しておきましょう。
学習習慣がないお子さんでも、興味のある分野、
例えば「総合学科で○○を学びたい」という興味などを見つけると
勉強のモチベーションになります。
幅広い科目選択ができる幕張総合の魅力を目標に据えて、
「〇月までに内申を○上げる」
「毎日〇時間は勉強する」
など小さな目標を積み重ねてみてください。
集団塾や学校の先生だけで不安な場合は、
個別相談や体験授業を利用してプロのアドバイスを受けるのもおすすめです。
自分に合った勉強法を見つけて、
継続することで合格圏内の実力に到達できます。
2. 津田沼高等学校（千葉県立）
偏差値・所在地
偏差値は61で、県内でも中堅上位レベルの県立高校です。
所在地は習志野市秋津で、最寄りの津田沼駅からバス便があります。
（徒歩圏ではありませんが、新習志野駅から自転車通学する生徒も多いようです）
共学校であり、全日制普通科のみ設置されています。
学校の特徴
千葉県立で唯一「音楽コース」を持つ高校として有名です。
1年次は全員共通の課程を学び、
2年次から文理コースまたは音楽コースに分かれます。
音楽コースでは専門的な音楽教育が受けられるだけでなく、
文系大学への進学にも対応したカリキュラムになっています。
この音楽コースの存在が津田沼高校の大きな特色で、
実際に東京音楽大学や武蔵野音楽大学など
音楽系大学への指定校推薦枠も設けられています。
一方で、部活動も盛んでアーチェリー部や陸上競技部が関東大会出場の実績を持つなど
文武両道を掲げています。
学校全体として生徒の自主性を重んじる校風で、
行事や日々の学習でも生徒主体の取り組みが目立ちます。
進学実績を見ると、令和4年度は
・国公立大学に18名
・早慶上智ICUに11名
・GMARCH合計で54名が合格するなど、
中堅校ながら堅実な成果を上げています。
特に音楽コースの生徒は約半数が音大に進学しており、
一般コースの生徒も難関私大に一定数合格者を出しています。
合格のコツ
津田沼高校は偏差値61と合格には比較的高い学力が求められます。
学習習慣がない状態から目指す場合、
まずは「毎日机に向かう習慣づけ」から始めましょう。
最初は1日30分でも構いません。
例えば英単語20個を覚える、
数学の基礎問題を5問解くといった小さなタスクを毎日課すことからスタートします。
津田沼高校を志望校に決めたら、定期テストで内申点を確保することも重要です。
千葉県公立入試では内申点（調査書）が加点要素になるため、
日頃の授業態度や提出物もおろそかにできません。
習慣がないお子さんはまず日々の授業の復習を習慣化し、
授業でわからなかった点はその日のうちに解決するクセをつけましょう。
さらに、津田沼高校には音楽コースがありますので、
「音楽が好きだから津田沼に入りたい」という動機の生徒も多いです。
音楽コース志望の場合は、
学科試験の勉強に加え楽典や実技試験の対策も必要になります。
もしお子さんが音楽に興味があるなら、
早めにピアノや声楽などのレッスンを受けさせることも検討してください。
それ以外の生徒でも、
津田沼高校は文系・理系問わずバランス良く進学していますので、
5教科を均等に勉強しましょう。
特に苦手科目を放置すると合格点に届かなくなりますので、
中3の夏までに苦手科目の基礎固めを終わらせる計画で臨むと安心です。
学習習慣がない場合、塾や家庭教師を上手に活用するのも一つの手です。
個別指導ならお子さんのペースに合わせて計画を立ててくれますし、
「今日はここまでやろう」と毎日の目標管理もしてくれます。
例えば当塾では厳格な学習管理の下、
年間カリキュラムを個別作成して日々の学習進捗をチェックする体制を整えています。
自力で習慣づけが難しければ、
第三者のサポートを借りてでも毎日の勉強リズムを作りましょう。
3. 習志野市立習志野高等学校（市立）
偏差値・所在地
偏差値は普通科で50～56程度とされ、商業科も含めるとやや幅があります。
千葉県習志野市の市立高校で、最寄り駅は京成線の実籾駅（徒歩約10分）です
地元では「市立習志野」、略して「市習（いちなら）」とも呼ばれ、共学校です。
学校の特徴
習志野市立習志野高校は全国的にも有名な部活動の強豪校です。
「部活やるならここでしょ！！」という口コミがあるほど、
部活動を目当てに入学する生徒も多い学校です。
特に野球部は甲子園常連校で全国優勝経験もあり、
サッカー部も全国大会優勝の実績、男子バレー部・ボクシング部なども強豪です。
文化部では吹奏楽部（ブラスバンド部）が全国大会優勝常連で、
その名は全国トップクラスとして知られています。
こうした輝かしい実績から、多くの生徒が「強い部活に入りたい」と志望するため、
校風も活気があり明るい雰囲気です。
著名なOB・OGも多く、
プロ野球の掛布雅之氏やサッカー元日本代表の玉田圭司選手などスポーツ界で活躍する卒業生がいます。
一方で進学面を見ると、部活中心の学校ながら2/3の生徒は大学へ進学しています。
特に指定校推薦やスポーツ推薦で大学に進む生徒が多く、
公募推薦やAO入試も活用しているようです。
ただし「本気で大学受験勉強をしたい人には向いていない」との在校生の声もあり、
部活が非常に盛んな分、自主的に勉強時間を確保しないと流されてしまう環境でもあります。
校則は比較的緩く、
生徒の自主性に任される部分が大きいです。
そのため「文武両道」を実現できるかどうかは本人次第とも言えるでしょう。
口コミでは「強豪の部活が集まるのに偏差値が55もあるのはテスト対策がしやすいから」といったユニークな意見も見られました。
（定期テストが過去問踏襲のため点が取りやすいという噂があります）。
合格のコツ
市立習志野高校は偏差値50台中頃で、
学習習慣がなくても今から努力すれば十分射程圏内に入るレベルです。
合格のポイントは内申点と当日点のバランスです。
千葉県公立入試の普通科では学力検査500点＋調査書135点で合否判定されます。
習志野市立習志野高校は人気校とはいえ、
難関校ほどの高得点は要求されませんので、
苦手科目を作らず平均点以上を安定して取れるようにすることが目標になります。
まずは主要科目の基礎固めから始めましょう。
例えば数学なら教科書の例題・基本問題を完璧に解けるようにし、
英語なら単語・文法の中学基礎を完全習得します。
このような基本事項の反復練習こそ習慣づくりには最適です。
毎日決まった時間に短時間でも問題演習する習慣をつけ、
最初のうちは週末にその総復習をするなどサイクルを決めてください。
部活動に所属している中学生の場合、
「部活が忙しくて勉強時間がない」という声も多いでしょう。
しかし習志野高校に進学するとさらにハードな練習になります。
今の中学生のうちに時間管理術を身につけておくことが合格後にも生きます。
例えば通学の合間や休み時間に単語帳を眺める、
朝練前に15分だけ早起きして計算練習する、
といったスキマ時間学習を取り入れてみましょう。
まとまった勉強時間が取りづらい人ほど、
短時間学習の積み重ねで差をつけることができます。
また、習志野高校を志望する動機として部活への憧れがある場合でも、
「勉強で最低限のラインをクリアしないと好きな部活もできない」ということを
お子さんに理解させましょう。
志望校の強みである部活を目標に据えることはモチベーションになりますが、
まずは合格点を取ることが先決です。
必要ならば塾の無料相談などで現在の成績から合格までの道筋をアドバイスしてもらい、逆算して計画を立てると良いでしょう。
実際、部活生で勉強習慣がなかった子が当塾で日々の学習管理を受け、
スケジュール通りに課題をこなすことで志望校合格に間に合った例もあります。
「今日はこれだけやればOK」という明確な課題を与えられると部活生でも勉強に取り組みやすくなります。
4. 船橋市立船橋高等学校（市立）
偏差値・所在地
偏差値は普通科で44前後とも言われ、千葉県内公立高校としては中堅レベルです。
船橋市市場に位置し、JR総武線の東船橋駅から徒歩8分という通学至便な立地が魅力です。
この徒歩8分という距離は、千葉県128校の公立高校中9番目の駅近記録とのこと。
通学しやすさもあって広範囲から生徒が集まる共学校です。
学校の特徴
略称「市船（いちふな）」で知られ、全国的にはスポーツ強豪校として有名です。
「市船ソング」として応援歌が広く親しまれるほどサッカー部は全国大会常連で、
全国優勝も複数回経験しています。
野球部も甲子園出場歴があり、
他にも
・陸上
・バスケットボール
・バレーボールなど
多数の運動部が全国レベルの実績を持っています。
文化部でも吹奏楽部などが活発ですが、
やはり「市船と言えば部活！」というイメージが強い学校です。
その背景には、
市船が体育科（スポーツ科学科）を設置し、
運動能力の高い生徒を積極的に受け入れていることがあります。
実際、体育科の入試では2日目に独自の運動適性検査があり、
その配点は350点と極めて高く設定されています。
これは県内の全公立高校の中で最高の配点で、
運動能力を重視する学校方針がうかがえます。
そのため全国からスポーツエリートが集まり、
強豪部活がさらに強くなる好循環が生まれています。
とはいえ大学進学率も高く、7割程度の生徒が大学に進学しています。
特筆すべきは、
その多くが指定校推薦や総合型選抜（AO入試）など一般受験以外の方法で合格している点です。
部活で培った実績や人間性を評価され、
大学側から指定校推薦枠をもらえることも多いようです。
学科構成は普通科の他に
・商業科
・体育科
があり、普通科には国際教養コースも設置され語学教育にも力を入れています。
入試では自己表現（面接）の試験が課される年もあり、
また体育科志望者は前述のように実技試験があります。
市立高校ですが船橋市外からの受験もハンデはなく、
多くの地域から受験者が集まります。
合格のコツ
市立船橋高校の普通科・商業科を目指す場合、
学力的には偏差値50未満からでも逆転合格は十分可能です。
ただし人気校で募集人数も多いため（普通科定員約280名、商業科40名、体育科40名）、
油断すると不合格ということもあります。
特に「部活が盛んだから勉強は楽だろう」という油断は禁物です。
学科試験では5教科の基礎～標準レベルの問題が出題されますから、
苦手科目を作らず平均点＋αを狙える学力をつけましょう。
具体的には、まず英語と数学の基礎固めが合否を分けやすい科目です。
英語は単語・熟語の暗記と基本文法の理解を徹底し、
中学英文法を網羅した問題集を繰り返し解きます。
数学は計算ミスをなくす訓練と、
一通りの公式・定理の使い方を身につけましょう。
理社は教科書の太字用語を確実に暗記し、
過去問演習でよく出る分野をチェックしてください。
学習習慣がない子は、
まず1日のスケジュールに「勉強時間」を組み込むことから始めましょう。
例えば「夕食後の19時～20時は必ず机に向かう」と決め、
その時間に何をするか細かく決めておきます。
「月曜は数学の復習、火曜は英語単語50個テスト、水曜は理科の問題10問」といった具合に曜日ごとにメニューを用意すると習慣化しやすくなります。
市船の場合、もし合格できればその先は部活動との両立生活が待っていますから、
中学のうちに自己管理スキルを養っておくと入学後も役立ちます。
体育科志望の場合は学力よりもまず実技試験対策が重要です。
日頃から鍛えている運動部の生徒は、引き続き体力・技能向上に励みましょう。
実技種目の詳細は年度によりますが、
50m走やハンドボール投てき、立ち幅跳びなど基本的な運動能力が見られます。
試験本番で実力を発揮できるよう体調管理やメンタル調整も含めて準備しましょう。
一方、普通科・商業科志望で部活実績が特にない生徒は、
面接（自己表現）でしっかりと自分の強みや
「市船で○○がしたい」という熱意を伝えられるように練習しておくとプラスになります。
最後に、市船は大学進学で指定校推薦枠が充実しています。
入学後の話にはなりますが、
これは裏を返せば高校入試では内申点や学校での評価を高める努力が大切ということです。
中学でも内申を上げて合格し、高校でも評定を維持すれば、
将来の進路が有利になる可能性があります。
「高校で思い切り部活に打ち込みつつ大学にも進学したい」
というお子さんには市船は理想的な環境です。
もちろん、そのためにも今この時期に勉強習慣をつけ、基礎学力を固めておくことが不可欠です。
困ったときは先生や塾の力も借りて、質問・相談をしながら学力向上に努めましょう！
一人ひとりに合った学習プランで指導してくれる塾もありますので、
そうしたサービスを利用するのも学習習慣定着の近道です。
5. 千葉日本大学第一高等学校（私立）
偏差値・所在地
偏差値は61～62と、公立の津田沼高校と同程度の学力水準です。
千葉県船橋市習志野台にキャンパスがあり、
東葉高速線「船橋日大前」駅から徒歩10分ほどの私立共学校です。
附属中学・小学校も持つ総合学園ですが、高校からの入学生も多く受け入れています。
学校の特徴
名前が示す通り、日本大学の附属校です。
内部推薦で日本大学へ進学できるコースと、
他大学受験に対応するコースの2つに分かれているのが大きな特徴です。
具体的には、
日大への推薦を主眼としたコースでは高校3年間の成績や人物評価により日大各学部への推薦資格を得られます。
一方、他大学受験コースでは小論文や選択科目（美術など）にも力を入れ、
難関大受験にも対応できるカリキュラムを組んでいます。
このように生徒の進路希望に合わせた指導が受けられるため、
「確実に日大や指定校推薦で大学に進みたい生徒」
「難関大を目指して受験勉強したい生徒」
の双方に対応できる柔軟な学校です。
進学実績としては、日本大学へ毎年多数の合格者を出すのはもちろん、
早慶上理やMARCHなど難関私大への合格者も出ています（難関大志望者は特別進学クラスで手厚く指導）。
また部活動では、ゴルフ部や野球部が強くプロ選手を輩出した実績もあります。
学校行事では体育祭・文化祭ともに盛んで、
特に高校からの入学生も多いので外部生もすぐに溶け込める雰囲気です。
校風は比較的自由ですが、
日大付属らしく大学へのエスカレーター式進学を意識した指導がなされており、
面倒見が良いとの評価があります。
指定校推薦枠も日大以外に多数抱えているため、
勉強と部活の両立で評定を維持すれば進路の選択肢が広がるのも魅力です。
合格のコツ
私立の千葉日本大学第一高校を目指す場合、公立入試とは異なる対策が必要になります。
まず入試科目と配点を確認しましょう。
例年、国語・数学・英語の3教科または5教科受験（コースによる）となり、
加えて面接試験があります。
特に上位コース志望の場合は3教科入試で高得点が求められる傾向があります。
学習習慣がない状態から私立上位校を受験するなら、
重点科目を絞った学習計画が有効です。
千葉日大一高の場合、英数国の基礎～標準問題を確実に解ける力が必要なので、
この3科目を毎日ローテーションで勉強する習慣をつけましょう。
例えば、月・水・金は数学、火・木・土は英語、日曜は国語演習といった形で曜日ごとに科目を決めるとバランス良く勉強できます。
私立向けの問題集（標準レベル）を用いて、間違えた問題はノートに解き直す癖をつけてください。
また附属校ゆえに面接（志望動機）も重視されます。
「なぜ本校を志望するのか」
「高校で何を頑張りたいか」
を明確に答えられるよう、中学校の先生にもお願いして面接練習をしておきましょう。
学習習慣がない生徒さんは、
まず面接で「自己管理ができる人物」と思ってもらえるよう、
日常生活の改善も大切です。
例えば
・毎朝決まった時間に起きる
・宿題を忘れない
といった基本的なことを意識して生活リズムを整えてください。
そうすることで面接でもハキハキと受け答えできる印象に繋がります。
勉強面では、過去問演習が合格への近道です。
千葉日大一高の過去問を入手し、時間を計って解いてみましょう。
最初は点数が思わしくなくても、
解説を読み込み同じ問題を何度も解き直すことで出題パターンに慣れることができます。
特に
・英語は長文読解
・数学は応用問題
・国語は漢字や古典の基礎など
出やすい分野が決まっていますので、
過去問研究から逆算して対策すると効率的です。
塾に通っている場合は、私立対策講座や直前特訓などを活用し、
苦手分野を重点的に潰しましょう。
最後に、千葉日本大学第一高を選ぶ大きなメリットである「日大への推薦枠」について
お子さんと話しておくと良いでしょう。
「この学校に入れば将来は日大○○学部に行ける可能性が高い」
と具体的にイメージすることで勉強の励みになります。
もちろん他大学進学も可能なので、
「高校に入ってから自分の進路を決めればいい、
そのためにまず目の前の試験を突破しよう」
という前向きな気持ちで取り組めるようになります。
学習習慣づくりとしては、
塾の自習室や学校の補習を積極的に利用し、
勉強する環境に自分を置くことが大事です。
家で集中できないタイプなら、
図書館や塾で友達と切磋琢磨する時間を作りましょう。
2週間も継続すれば習慣は軌道に乗ります。
私立の入試は公立より早い時期に行われるため、
夏休みから秋にかけて勝負です。
短期決戦になるので計画的に学習を進め、
わからない問題はその場で先生や塾の講師に質問して解決するクセをつければ、
ラストスパートで伸びて合格ラインに届くでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
津田沼エリアで人気の5校を紹介しました。
それぞれ校風や特徴が異なり、勉強のアプローチも多少変わりますが、
共通して言える合格のポイントは以下の通りです。
1.目標意識を持つ
「この高校に行きたい！」という気持ちが学習の原動力になります。
部活でも進学実績でも構いません、お子さんが心から惹かれる学校を見つけてあげてください。
2.日々の学習習慣づくり
どの高校も定期テストや入試本番で点を取るには地道な積み重ねが必要です。
毎日の家庭学習の時間をスケジュールに組み込み、
最初は短時間でも継続することを優先しましょう。
紹介した塾のように毎日のタスク管理をしてくれるサービスを利用するのも効果的です。
3.基礎固め＋過去問研究
学習習慣がなかった生徒ほど基礎の抜け漏れがあります。
夏までに中学内容の基礎固めを完了し、
秋以降は志望校の出題傾向に合わせた実践演習を行いましょう。
過去問や模擬問題を解く中で弱点を発見し、
その都度復習して克服していく姿勢が大切です。
4.サポートを活用する
学校の先生や塾・家庭教師など、周囲の大人に早めに相談しましょう。
学習計画の立て方や志望校選びなどプロの意見を聞くことで、
効率よく成績を上げることができます。
部活引退直後などは時間がある分伸びやすいので、
そのチャンスを逃さないようにしてください。
学習習慣がない状態から志望校合格を目指すのは簡単ではありませんが、
正しい方向で努力を積み重ねれば必ず結果はついてきます。
まずは小さな一歩でも構いません。
今日からできることを始めてみましょう。
そして、お子さん一人で抱え込まず、
保護者の方も一緒に計画を見守りサポートしてあげてください。
私たち個別指導塾ワイザーも、
学習習慣を身につけたい生徒さんを全力で応援しています。
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